「 炭酸水って体に良さそう 」
2024/01/23
「 炭酸水って体に良さそう 」
「 砂糖が入ってなければ虫歯にならないよね 」
そんな風に思われてる方もいるんではないでしょうか?
今日は虫歯ではないけど歯が溶ける
酸蝕症 という病気のお話です。
歯の表面はとても硬い組織でできていますが、実は酸性の環境に弱いんです。
大人のエナメル質はpH5.5で溶け始め、子供の歯や象牙質はもっと弱い酸(㏗5.7~6.2)でも溶けてしまいます。
無糖の紅茶で㏗5.5、炭酸水は㏗4.6、甘いものやかんきつ系の果物、お酢などは更に酸性が強くなります。
もちろん、これらの食品を食べたり飲んだりしてすぐに歯がしみたり、歯に穴が開いてしまうわけではありません。
しかし、歯が数分さんに触れるだけでも歯の表面は柔らかくなり、柔らかくなった歯はダメージを受けやすくなります。
<酸蝕を予防するためには>
①酸性の飲食物の量・回数を減らす
②だらだら長時間の飲食を避ける
③酸性の強い飲食物をとった後は
水でうがいをする
などの方法が効果的です◎
そのほか、逆流性食道炎や摂食障害(胃酸は㏗1~1.5)や酸性ガスを吸引するような仕事に就く方も酸蝕症が起こりやすくなります。
なんだがおかしいな?と思ったら
ぜひ歯医者さんにご相談ください☺
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